2017年3月12日日曜日

岡山県地域おこし協力隊卒業生Presents ~複業型の働き方・特産品開発・空き家活用・資金調達~


先日、岡山県真庭郡新庄村という所に行きました。

目的はこの研修。

タイトル
“山村・離島で生きる!!”
地域おこし協力隊卒業生が拓く地方のフロンティア
~複業型の働き方、特産品開発と販売、空き家の活用、教育・福祉と地域連携、一次産業の再生~


地域おこし協力隊に関心のある方や、現役協力隊だけど活動で悩んでいる方向け記事です。


新庄村とは?
新庄村は岡山県真庭郡にあります。

http://yado.knt.co.jp/areamap/110/編集。
人口950人ほどの小さな村ですが、明治5年の村政施行以降は隣町と合併せず「自主自立の村」を掲げ、顔が見えるサイズ感を活かしている村です。
古くは出雲街道の宿場街「新庄宿」として栄え、植物や野鳥の宝庫として希少な動植物が数多く生息することなどから「日本で最も美しい村」にも認定された町です。



タイムテーブル

敬省略。拡大推奨。
タイムテーブルは上記の通り。
時間の都合で1日目のみ参加しましたのですみません、2日目のことは書いていません。2日目のことが知りたい方は頑張って検索して情報を探してみてください。



一緒に参加したメンバー
琴浦町地域おこし協力隊3人全員+同じ鳥取県の湯梨浜町協力隊の辺美礼さん(ぴょんみれいさん)と一緒に参加しました!!3人全員が揃うのは普段の業務内容が違うので実は珍しい!!
ぴょんさん。フェイスブックより。めっちゃ仕事できるそう。てかきっとできる。
ブログ→ゆりはま町のピョンさんの移住ブログ
そして真庭市協力隊の岩本将弘くんと合流後ランチしてから会場へ。
フェイスブックより。超好青年の岩本くん。
4月1日&2日に主催する大型アウトドアイベントは前売りチケット(宿泊用)が受付開始から半日足らずで完売の勢い。
アウトドアイベント:http://www.westsideoutdoor.info/
伝説のアウトドアフェスになるかもとの説あり。
ランチは勝山駅徒歩35秒のオシャレなカフェ「bird」。
週替わりパスタセット。
パスタ、サラダ、ドリンク、デザートで1080円。


研修レポート
(2日目は不参加として)1日目の8人のレポートが読めると思った方、すみません。
1時間に2人の協力隊が各々2部屋で講演するスタイルだったため、同時刻はどちらか1人のしか聴けないスタイルでしたので以下の黄色マーカー協力隊の話を聴きました。のでそちらの4名をレポート!!
敬省略。拡大推奨。
他の9名は誰か聞いた人が書いてくれること密かに期待。


①-(B)
長野エドウィン・タケル (高梁市協力隊OB)
“地域イノベラズ精神で蒟蒻を世界へ”

フェイスブックより。
帽子がトレードマークの長野エドウィン・タケルさん。
こんにゃくを宇宙食にする」を最終ミッションに掲げる長野さん。
地域おこし協力隊の枠に捉われず自分自身の発想で活動を展開した長野さんは作物栽培や銀杏ダレという特産品開発などののち、協力隊卒業後はカフェ裏駅を開業。「カフェ裏駅」では蒟蒻(こんにゃく)を使った様々な料理を味わえる。
料理も型にははまらず「こんにゃくチョコ」「こんにゃくバーガー」「マシュマロこんにゃく」などなど。また料理だけでなく着色物と混ぜあわせて絵の具にしたりとユニークに展開。
こんにゃくが宇宙食になるのが楽しみです。
「カフェ裏駅」も行ってみたいです。
https://www.facebook.com/pg/BackSt.Takahashi/about/?ref=page_internal
こんにゃくは長野さんが有機栽培で作ったもの、野菜は有機農家さんが作られたものを使用。
こんにゃく料理がとても気になります。食べに行きたい。


②-(B)
三雲 弘和 (赤磐市協力隊)
“事業計画と起業資金調達の基礎ポイント”
フェイスブックより。
この似顔絵、似過ぎててビビります。
三雲さんは「起業資金調達」や「事業計画の基本的な考え方」を講演されました。
起業資金調達」…クラウドファンディング(寄付)や補助金があるが、特に補助金は目当てにしないように。あくまで事業ありき。また金融機関借入れは事業計画書が融資の判断材料になるため重要に。
事業計画の考え方」…マーケティングやブランディングが必要。具体性と説得力を意識するなど。
僕の理解力不足でふわっとした感じでしか書けないですが、三菱銀行に勤められていた三雲さんだからこそのお話でした。
市内外問わず協力隊の資金や事業計画面の相談にも乗られてるそうなので、悩んでいる方はコンタクト取ってみるのアリです!
http://www.koresato-winery.jp/
三雲さんが現取締役を勤める「株式会社是里ワイン醸造場」ワイナリーHP。
15年赤字経営だったところを就任後黒字転換させたのはさすがの一言ではないでしょうか。


③-(A)
佐藤 拓也 (高梁市協力隊OB)
“特産品「紅ダルマ」の戦術”
フェイスブックより。
笑顔が印象的な佐藤さん。
さかなクンと勝負できるんじゃないかと思うほど魚に詳しい。
魚が好き過ぎて観賞魚の飼料メーカーにかつては勤めていた佐藤さん。
協力隊になって、近所の川で発見した「クレソン」を売ってみたら売れた経験から「地域資源に付加価値をつける楽しさ」を見出す。
町に居酒屋がなかったので居酒屋を企画したり、廃校になった小学校で結婚式挙げたり、仮面ライダーでお馴染みの藤岡弘、さんと洞窟探検したりと多くの経験を積んだあと(さらっと書いたけどいずれもすごい)、「紅だるま」というゆずこしょうの商品を開発。ただゆずこしょうというだけでは他商品に勝てないため「容器」「パッケージデザイン」「手書きチラシ」などで趣向を凝らした戦術を駆使。
その他、具体的に数字を目標に表すことや、食品として重要な「美味しい」「安心安全」「作り手がみえる」に力を注ぐなど。
今後はワサビやにんにくなどを使ってシリーズ化していきたいとのこと。
「佐藤商店」紅だるま。とにかく美味いとのこと。今度買います。
画像はhttp://www.cochae.com/works/3016/ら。
パッケージをデザインしたコチャエさんという方もすごい方で要チェック。


④-(A)
松尾 敏正 (真庭市協力隊OB)
“空き家の活用法と複業型仕事づくり”
フェイスブックより。
知れば知るほどスーパープレイヤーな松尾さん。
カフェろまん亭の経営をはじめ多大な実績を持つ松尾さん。地域と目線を合わせること(飲み会で腹割って話す)、地域の賛同者や支援者の関係性を見抜くことの重要性など、協力隊が活動していく上で重要な地域ニーズの見つけ方を軸にわかりやすくトーク。
課題見つける→どのようにしたいか→設計・計画、の流れの重要性も。
後輩協力隊の育成などかなり影響力のある松尾さんのさらなるご活躍に期待(本人は隠居宣言されていますが笑)。
http://i-maniwa.com/area/roman/index.htmlり。
ここでしか食べられない・このシーズンしか食べられないなどこだわりを持ったメニューを提供。
蒜山ジャージー牛の自家製ハンバーグ、幻の蜂蜜「百花の雫」のシフォンケーキなど。
真庭行くとき食べに行きます。


以上4名のレポートでした。

※僕が書かせていただいた隊員と書いていない隊員の活動に優劣はありません。登壇者は選抜された凄腕協力隊揃いです。より聞きたいテーマだったかどうかだけであります。聞けるなら全員聞きたかったくらいです。

本当に良い会を開催してくださってありがとうございました!!

【主催】:新庄村
【共催】:岡山県地域おこし協力隊ネットワーク会議 - OEN



次回は「2016年12月どらごんの家計簿」です!
家計簿公開の4回目!!
お楽しみに!!

Hasta luego!!



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